木野

22歳

続く

もはや久しぶりすぎてなんだろうかという感覚だ。

過去のブログを見返すと大学一年の冬から書き始めていた。 

たくさんの服を買い、たくさんの服を着ずに捨てた。その一方であの頃にワゴンセールになっていたため買った薄い水色のデニムはなぜだか今でも使っているし、あの頃した買い物で一番高額だった無印のダウンは尻のあたりの綿が抜け始めているがまぁ今でも着てる。

大学3年生は特に何もなかった。いやおそらく多くあった。

友人がいないと嘆いていた、のかはわからないが友人がいなかった一年生の頃の自分はもういなく三年生になった時には何人かの友人が私にはできていた。この状況下でも何回か飲み会はしたし酔い潰れて誰かの家に泊まるなど、大学生というものをしたのだと思う。

と同時にいろんなものを失ったし、というようなナルシストな文章をまだ淡々と書ける程に実に成長していないのだから泣ける。

恋人ができる。

ひとつ前に恋をした書いたブログがあったがその相手である。

思う相手ができることで自分を思う時間が減る。いいことが大きければその分ついてくるよくないこと、というと違うのかもしれないが変わりたくなかった箇所も自然と変化してくる。

思考が薄い。

イヤーカフを買おうと思う。リングでもいい。何かを身体につけたい。ピアスはあける勇気がない。

学びも成長もなくただ高額な学費だけが支払われる学生生活があと一年で終わる。

高額な学費。中学から私立に通っていた。中高大、計10年間。なんとも壮大な物語のように見えるが中一の頃から抱えた悩みはいまだに解決しない。

カムカムエヴリバディ。ジョーはなぜ働かない、回転焼き売るだけでよく生きてこれたなと実に最悪な笑いを母とする。そういう朝はもう一年で終わる。

それでも人生は続く。ジョーのこれ。

抱えているものを見せず生きていける人はいる。見えないからといってないとは言ってない、馬鹿にするのは実に愚か。

ミスドポンデリングプレーンを選ぶ自分は実に通であると一瞬でも頭をよぎったお前がいたな。